北川浩の徒然考

私は2016年から成蹊大学の学長を務め、6年間の任期を無事に全うして2022年の3月に退任しました。本ブログは成蹊大学の公式な見解とはまったく無関係なものであり、あくまで社会科学を探求する一人の学者としての北川浩個人の考えを表示しています。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

和歌山県に見るコロナ戦術の希望 ~ もっと報道してほしい

一昨日和歌山県のホームページに掲載された知事のメッセージ。コロナ禍の中でこれほど冷静で力強いトップメッセージを見たことがない。知事が優秀なのか、官僚が優秀なのか、あるいはその両方なのか。日本にもまだこれほどの政治家がいたことに希望を込めて…

もはやコントとは言っていられない ~ 旭川市の惨状を考える

12月9日に旭川市で新型コロナによる7名の死亡が確認されたと報道された。人口35万人の旭川市の規模を東京の規模に補正すると約40倍、じつに280人の人が亡くなったことになる。ついに自衛隊が派遣されることになったが、しかし驚くべきことにGoToキャンペーン…