北川浩の徒然考

私は2016年から成蹊大学の学長を務め、6年間の任期を無事に全うして2022年の3月に退任しました。本ブログは成蹊大学の公式な見解とはまったく無関係なものであり、あくまで社会科学を探求する一人の学者としての北川浩個人の考えを表示しています。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

当たってほしくない仮説~紫外線と新型コロナウイルス

最近紫外線照射装置によって新型ウイルスを撃退できるという研究成果が相次いで発表されている。新型コロナウイルスが紫外線に弱いことは早くから指摘されていたが、いよいよ実用化段階に入った。しかし、この紫外線とウイルスの関係性の証明はわれわれに好…

アフターコロナを考える3 ~ スーパー台風のことも忘れずに

アフターコロナを考える際に、一極集中vs地方創生という国土デザインは大きなテーマになるが、その際に忘れてならないのが「防災対策」を軸にした「国土強靭化」である。とりわけ近年台風の強大化によって、毎年甚大な被害が発生している。南海トラフ地震…