北川浩の徒然考

私は2016年から成蹊大学の学長を務め、6年間の任期を無事に全うして2022年の3月に退任しました。本ブログは成蹊大学の公式な見解とはまったく無関係なものであり、あくまで社会科学を探求する一人の学者としての北川浩個人の考えを表示しています。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第二波襲来、緊急事態宣言の必要性を考える ~ 日本には「世間」あって「社会」なし

現在第一波を上回る感染拡大に直面して、「自粛要請」「休業要請」「研究事態宣言」などの発令を求める声が大きくなってきている。これらは必要だろうか。あるいは必要だとすれば何故必要なのだろうか。この問題について掘り下げてみたい。

日本政府の姿はどこに?

そろそろじっくりとアフターコロナ社会を深く考えてみようと思い、充電期間をとってしばらく記事の投稿をお休みさせていただいていたが、さすがに今の状況に対しては何か言わなければならないと思う。